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■ 현대 일본 건축 (주택외)/교육시설

저층 랜드스케이프 건축- 사이타마현립대학(埼玉県立大学, Saitama Prefectural University), 야마모토 리켄, 山本理顕, Yamamoto Riken(1)

by protocooperation 2016. 6. 4.


작품명

사이타마현립대학
(埼玉県立大学, Saitama Prefectural University), 

야마모토 리켄(山本理顕 Yamamoto Riken), 1999(1)

 주요용도

대학

소재지

埼玉県越谷市三野宮820
(Saitamaken Koshigayashi Sannomiya820)

설계

山本理顕(야마모토 리켄)

  준공: 1999.01.

규모

 지상4층(주차 240대)

시공

大林組・日本国土開発・株木建設・ユーディーケー等

 부지면적

102265㎡

 건축면적

34031㎡

연면적

54080㎡

 구조

SRC, RC, S/RC, PC, S/RC, S/RC/S

 -

 -

 -

 주요외장
(보충)

DPGガラスカーテンウォール,アルミカーテンウォール,コンクリート化粧打放仕上,アルミスパンドレル,アルミパネル,アルミルーバ
지붕 : フッ素アルミ屋根パネル,アルミルーバ
처마뒤: 珪酸カルシウム板

기타

 본부동 : SRC造・RC造・S造 / 대학동&연구연수센터동&단대(短大)동&학생회관동&체육관동 : PC造・RC造・S造 / 공통시설동&도서관동 : RC造・一部S造 / 옥외창고 : RC造 / 수위실&주차장 : S造

지역

시가화 조정구역


다케나카 코무텐 기술연구소에 이은 저층 건축, 랜드스케이프 건축의 모범.

2016/05/19 - [일본건축(주택외)/기타] - 초저층건축 R-90 타케나카 기술연구소(Takenaka R&D Institute), 타케나카코무텐(竹中工務店), 1993


답사해 본 야마모토리켄 건축 중 가장 마음에 드는 작품이다.


이하는 야마모토 리켄 설명.


사이타마현립대학은, 1999년 4월 개교한 간호복지계열의 4년제 신설대학과 단기대학이 병설된 대학이다.

의료의 고도화, 전문화와 함께, 지역에 공헌할 수 있는 복지 서비스를 제공하는데 요구되는 인재양성을 목적으로 개설된 대학이다.

종래의 학부, 학과의 틀을 넘는 건물의 사용방법이 요구될 것이라고 보았으며, 계획하는데 있어서 학부, 학과의 고유성(固有性)을 완결시키거나 폐쇄적으로 하는 방법으로는 이러한 대학의 요구에 부응하지 못할 것이라고 생각하였다. 


따라서, 많은 기존의 대학 캠퍼스에서 보여지는 분동형식이 아닌, 학과의 구별을 하지 않는 (전체를) 하나의 건물로서의 배치계획을 제안했다.


하나의 건물로서 설계가 시작됐지만, 도중에 각각의 장소마다 서로 다른 대응을 필요로 하는 다양한 문제를 맞닥뜨렸다.


그러나, 콤페에서 제안했던 기본적인 배치계획과 구성방법의 기본개념에 기초해서, 디자인적으로도 기술적으로도 개별로 해결방법을 찾지 않고, 건물전체 속에서의 상호관계의 결정이 가능한 한 명확하게, 시트테머틱(systematic)하게 보일 수 있는 방법을 채용하였다.


결과, 사이타마현립대학은 마치 도시기반이 그대로 모습을 나타낸 것과 같은 풍경을 만들어내는 건축이 되었다고 생각한다. (GA Japan39 홈페이지 재인용) 


2016/06/04 - [일본건축(주택외)/교육시설] - 저층 랜드스케이프 건축- 사이타마현립대학(埼玉県立大学, Saitama Prefectural University), 야마모토 리켄, 山本理顕, Yamamoto Riken(2)

2016/06/04 - [일본건축(주택외)/교육시설] - 저층 랜드스케이프 건축- 사이타마현립대학(埼玉県立大学, Saitama Prefectural University), 야마모토 리켄, 山本理顕, Yamamoto Riken(3)


http://www.riken-yamamoto.co.jp/


http://www.riken-yamamoto.co.jp/


http://www.riken-yamamoto.co.jp/


대학 홈페이지 : http://www.spu.ac.jp/


■ 설계프로세스 강연(東西アスファルト事業協同組合講演会)


... 전략 


この大学は福祉と看護のための大学で、長さ300メートルほどのリニアな建物を敷地の南北に並べました。北側が大学棟で南側が短大棟、南側に突き出た部分が体育館です。まわりがすべて田んぼですので、その風景に馴染むようなるべく低く、四階建てにしました。


大学棟と短大棟の間には、迷路状の街路を設け、それに沿って実験・実習室を並べました。その屋上はウッドデッキと芝草からなる庭園としています。潅水装置を設けたり、陽の当たる時間の短い部分にはビンカミノールという地被類を植えて、緑を絶やさないようにしています。


大学棟と短大棟とは別に、食堂や講堂、事務室の入る棟を敷地東端に設けました。この棟の西側をフォーラムと呼んでいますが、ここからスロープで屋上デッキに上がることができます。


短大棟から屋上デッキに突き出たかたちで大講義室を設けました。180人程度入ることができます。図書館は屋上デッキの下部に設けましたが、天井高を高くしたい部分があり、そこは床を1メートル下げました。


ここでは、約22センチ×60センチ角の細いプレキャストコンクリートの柱を用いていますが、そのスランプは3、4程度です。一般に用いられるコンクリートのスランプが18程度ですから、いかに高強度かがわかっていただけると思います。スランプ試験をしますと、コンクリートが横に広がらずに、上の部分が少し傾く程度なのです。私もそんな光景は初めて見ました。工場でスチールの仮枠をつくり、そこにコンクリートを入れて型枠全体を揺らすので、非常に硬いコンクリートが打てるのです。


大学棟、短大棟にはさまざまな機能が入っていますが、それをつなぐのが四層吹抜けのメディア・ギャラリーです。その上部はフィーレンデール・トラスというトラスになっているんですが、天井の懐が2メートルくらいあります。その上と下にガラスを張って、この中に空気が溜まるようにしてあります。冬場はここに溜まった暖かい空気をダクトで下ろし一階床下から吹き出し、逆に夏場は空気溜まりに設けたダンバーを開放することで、熱気を積極的に外部に排出するようにしています。

 

また、夏場は排出された熱気の代わりに外部に設けられた給気塔から空気を入れ、地下を通して加冷したのち床から吹き出すようにしています。これにより冬場、外気温が8℃くらいの時に18℃くらいの温度が得られますし、夏場の体感温度も外部より2、3℃度低くなります。これほどの規模でのパッシブソーラーは、日本でも初めての試みです。これは総合設備の西脇康夫さんという方をコンサルタントに招いて開発したシステムです。


先生方が使う三、四階の研究室は冷暖房をしているのですが、そのリターンはメディア・ギャラリーに流れるようになっています。先生がたくさんいる時にはメディア・ギャラリーも適度に空調されますし、夏休み期間など先生があまりいない時は、メディア・ギャラリーもあまり冷えません。省エネルギーで合理的な設計になっています。


サイン計画には廣村正彰さん、アートワークには宮島達男さんほか多くの人に参加してもらいました。チャールズ・ロースというアメリカのアーティストは、校内にプリズムを仕掛け、人工的に虹をつくりました。春夏秋冬どんな季節でも晴れた日には虹が落ちます。普段はあまり気づきませんが、歩いていて、急に白いTシャツが虹色に染まると、ちょっとびっくりします。